快適な毎日を取り戻す入れ歯（義歯）治療

加齢や思いがけない事故、あるいは長年のむし歯や歯周病によって、大切な歯を失ってしまうことがあります。
歯を失ったとしても、健やかな毎日を諦める必要は決してありません。
「噛む」「話す」といった私たちの生活に欠かせない基本的な機能を取り戻し、再び食事や会話を心から楽しめるようにすること。
それが私たちがお手伝いする入れ歯（義歯）治療の目的です。
やむを得ず歯を失う結果になったとしても、患者様の身体的、精神的な負担をできる限り少なくし、その方のお口の状態に合った治療の道筋を一緒に見つけてまいります。

現在お使いの入れ歯に、このような不満はありませんか

「入れ歯は合わなくて当たり前」「我慢して使うもの」そのように考えてはいませんか。
合わない入れ歯を使い続けることは、日々の食事や会話が楽しめないだけでなく、お口の中を傷つけたり残っている健康な歯にまで悪影響を及ぼしたりする大きなストレスの原因となります。

一つでも思い当たることがあれば、どうか諦めずにご相談ください。

きちんと検査を行い、一つひとつの工程を丁寧に進めることで、ご自身のお口に合った快適な入れ歯を作ることは十分に可能です。

自分に合った入れ歯はとても大切です

精密に作られた入れ歯は、単に失われた歯を補うだけの道具ではありません。
お口全体の健康と豊かな生活の質を支える、大切な身体の一部です。

食べる喜びを再び

自分に合った入れ歯は、食べ物をしっかりと噛み砕く機能を回復させます。
噛むことは食事の味わいを深めるだけでなく、唾液の分泌を促して消化を助け、脳への刺激にもつながります。

円滑なコミュニケーションのために

歯が失われると息が漏れてしまい、発音が不明瞭になることがあります。
お口に合った入れ歯は正しい発音をサポートし、ご家族やご友人との会話をより円滑で楽しいものにします。

残っている歯と顎を守る

部分入れ歯の場合、残っている歯に過度な負担がかからないように設計することが重要です。
また総入れ歯の場合も、噛む力を顎の骨に適切に伝えることで、骨が痩せていくのをある程度防ぐ役割があります。

当院の入れ歯作製における考え方

私たちは入れ歯を「失われた身体の一部を補う精密な医療装置」であると考えています。
そのため作製にあたっては、一つひとつの工程に時間をかけ、患者様のお口の状態とご要望に真摯に向き合います。

当院で扱う入れ歯の種類

入れ歯には保険が適用されるものから、より快適性や審美性を追求した自費診療のものまで様々な種類があります。

保険適用の入れ歯（レジン床義歯）

自費診療の入れ歯

保険の制約がないため、より薄く、より快適で、より自然な見た目を追求した様々な素材や設計を選択できます。

金属床義歯

歯ぐきに触れる主要な部分を金属で作製した入れ歯です。

ノンクラスプデンチャー

金属のバネを一切使用しない部分入れ歯です。

入れ歯の治療は医療費控除の対象です

機能回復を目的とした自費診療の入れ歯は、医療費控除の対象となる場合があります。
これはご自身やご家族が一年間に支払った医療費が一定額を超える場合に、所得控除を受けられる制度です。

入れ歯を長持ちさせるために

完成した入れ歯を快適に長くお使いいただくためには、日々の適切なお手入れと定期的な歯科医院でのメンテナンスが欠かせません。

「もう一度、しっかり噛みたい」その想いに応えます